フレンドシップセッション
8日間のフレンドシップセッションが始まってからのことは、
実はあまり良く覚えていません。
写真を見て、ああ、そういえば、という感じです。
あまりに色んなことがあったからかもしれませんが、
自分で企画していないからでしょう。
リーダーパトロールといっても、スカウトと同じ扱いで、
スカウトと同じようにパトロールで行動し、
スタッフが用意したプログラムで遊んでいました。
そのプログラムも、50年目でさすがに練れていて、
全員が協力して活動できるように工夫されていました。
難しいミッションはひとつもなく、時間的にもゆったりとしたものでした。
ちょっとした遠足に行っても、「3時間後に集合」てなもんで、
帰ったら、「夕食まで自由」てなかんじです。
自由時間は、プールやテニスやクラフトハウスで時間をつぶすのですが、
そこにもスタッフがいて、一緒に遊んでくれます。
スタッフは、熟練有給スタッフが4人。あと7人はボランティアスタッフです。
ボランティアスタッフは25歳前後で、4ヶ月〜半年契約です。
イギリス、カナダ、チェコ、アルゼンチンから来ていました。
みんなきれいで、よく動き、芸達者で場を盛り上げてくれ、いつも笑顔でした。
うちの団の智ちゃんも、パックスロッジに半年間行っていましたが、
ワールドセンターのスタッフになれるなんて、本当に素敵なことです。
今回私たちが参加するので、メヒコとハポネのハーフのYUMIが
スタッフとして選ばれていました。
カバニャでは、英語とスペイン語しかアナウンスがありません。
はずせないことや解らないことは、YUMIに聞けば何とかなります。
YUMIがいてくれたおかげで、私たちも助かりましたが、
YUMIも若干18歳にして参加できた、と喜んでいました。
スタッフは、夜回りも欠かさず、反省会や次の日の準備もあって、
毎日3時間くらいしか寝ていなかったようです。
見送りのとき、スタッフが号泣しているのを見て、
彼女達にとっても大切なセッションだったのだと気付きました。
団キャンプのリーダーの役目と同じです。
今回初めて、与えられる方にまわれて、8日間をすごしました。
「え〜〜と、明日はどこ連れてってくれんの?」「夜は何食べさせてくれんの?」
と、のんきな毎日でした。
NEXT→