江戸娘

  




アワカバニャは、国際交流を第一目的として運営されています。
どこかの国が企画持ち込みでセンターを借り切る場合もありますが、
常設セッションも開催されています。
リーダー向けセッションはアドベンチャー目的やボランティア目的のもので、
4日間くらいの短期のものです。
スカウト向けは、8日〜10日間で、夏がメインです。
担当のスタッフにより細かい企画はいろいろですが、
軸となるイベントは定番のようです。

これら常設セッションは、リーダー1人&スカウト1人から参加できます。
親子2人きりで参加している団もありました。
スカウト0人でリーダーが2人参加している団もありました。

どうしてアメリカ国内ではなく、メキシコなんてマイナー場所にあるんだろう?
と思っていましたが、実際参加してみて、メキシコは必然だった、と思いました。
アメリカ国内だと、「アメリカ人との交流」になってしまうのです。
アメリカ人をメキシコまで引っ張り出して初めて、同じ土俵で国際交流ができるのです。
いや、アメリカ人は、メキシコでもまだ近ぎるくらいでしたけどね。
英語圏じゃない、ってだけでも少しは謙虚になれたでしょう。

また、海外に行くといつも思うのですが、腐っても東京都民でよかったです。
「日本のどこ?」って聞かれて「東京」と答えると、「いいね〜〜」と絶賛されます。
世界中で東京のイメージはかなりよろしいようで。
「六本木ヒルズ行ってみた〜〜い」とか言うツウもいます。

しかも、日本人(ハポネ)はかなり好かれています。
「日本人はかんじいい人ばかり。」「日本人で嫌な人に会ったことない。」
「日本人は皆親切。」と、絶賛でした。
やはり80年代以降、お金持ってますからね。やっと身に付いて来たのでしょう。

アワカバニャのセッションでは、5人とも自分のチカラを発揮できたと思います。
みんな良く聞き、よく話し、よく食べ、良く寝ました。
集団の活動では、快活に場を盛り上げていました。
彼女達の行動や言動で、ハラハラしたことは一度もありませんでした。
事前準備も過不足なく整っていたと思います。
宿題で出されていたことは、全て滞りなく成し遂げることができました。

日本人気もありますが、江戸娘はみんなから好かれていました。
私はリーダーとして、誇らしかったです。


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