馬産地巡り・その2

日本軽種馬協会静内種馬場
(主な繋養馬 イシノサンデー、オペラハウス、チーフベアハート、フォーティーナイナーなど)

 つづいては日本軽種馬協会静内種馬場です。レックススタッドと同じ二十間道路の並びにありますが、馬の牧場は広大ですので、レックスから静内種馬場までは約3キロほどです。ま、車ならすぐですね。

 見学時間が9時から11時ということで、レックスとほぼかぶっています。しかし当時の繋養馬のうち日本馬がイシノサンデーだけでしので、他の見学者の方はレックスに多めに時間を割いてました。私はシルバーチャームという外国馬をじっくり見たかったので早めに移動したところ、まんまと一番乗りでした。
 ちなみに牧場見学をしている人は、みんなだいたい同じようなルートで巡ってますので、行く先々で顔を合わせること請け合いですよ。


 さて、事務所に立ち寄ってくださいとの案内でしたので、まずは事務所にGOです。入ってすぐの所に記帳台がありましたので、そこで名前住所電話番号を記します。
 この記帳台のところには、繋養馬の資料が一式揃っていました。ご自由にお持ち下さいとなっておりますので、全頭分ゲットです。収穫収穫。


 事務所の案内板に見学可能な場所が書いてあります。間違って立ち入り禁止区域に入らないよう気を付けましょう。なにせ違反行為をすると、そのうち牧場自体が見学不可になってしまいますからね。

 この案内板を見ると、走っている姿は知らないけど名前は知っている海外馬が結構います。しかぁし、残念ながらシルバーチャームの名前がありません。資料はありましたが、展示はしていないようです。残念。同じく資料のあったサニングデールの名前もありません(後々調べたところ、シルバーチャームとサニングデールは同じ日本軽種馬協会の胆振種馬場に移動していました)。
 ここはひとつオペラハウスやフォーティーナイナー、ボストンハーバーといった有名どころに期待しましょう。ところが!広いパドックを見渡してみてもなかなか馬の姿が見あたりません。あれぇ?と思っていると・・・


 いました!イシノサンデーです!サンデーサイレンスの初期の代表産駒の一頭ですね。同世代のダンスインザダークやロイヤルタッチも種牡馬として頑張っています。柵際でこちらの様子を窺っているようです。


暇だったのか、カメラを向けると色々付き合ってくれました。


柵の外のクローバーが食いたいのか、単に遊んで欲しいのか?


柵咬んでみたりして。なんだかんだで10分くらいイシノサンデー独り占め。やっぱりサンデーの子だからか、結構活発です。


新しい遊び相手を見つけると、そちらに寄っていきました。やっぱり暇だから遊んで欲しかったみたいです。可愛い奴め。


イシノサンデーの他にはこのデビットジュニアと、スクワートルスクワートしかいませんでした。広いパドックの奥の方まで見に行ったんだけど、空っぽ!日曜日で職員が少ないからか、放牧してなかったみたいです。

 あと、ここは社団法人の運営ですので、税金入ってますから、へたにオープンにしすぎて海外から買った馬たちにもしものことがあったら大変です。今後の予算に響いちゃうかもしれませんし(憶測)。
 その点、イシノサンデーは素晴らしい営業部長ぶりだったと思います。人なつっこい彼のおかげで、十分に楽しめました。

 それにしてもシルバーチャームを見てみたかったなぁ。アメリカの名馬で、血統的にも希少系統の貴重な馬です。しかも芦毛です。それだけがちょっと心残りでした。静内方面とは逆方向ですが、次の機会には胆振種馬場(苫小牧から西の白老にあります)にも行ってみるとしましょう。

次は私が最も愛する「あいつ」のいるビッグレッドファームです!

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