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光の妖精たち
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右の写真は居間の壁に映し出されたプリズムの虹です。プリズムと
言っても、水の入っていない深く大きくカットされたガラスの花瓶
ですが・・・午前11時頃になると美しい光の妖精たち(虹)が少しずつ
壁に浮かび上がって来ます。天気の良い日にはこれが楽しみで、
時々仕事を中断して居間に行き、光の妖精たちを眺めては気分転換を
しています。
虹で思い出したのですが30数年前のこと、とても楽しく面白い虹の
現象を見ました。台風一過,空は真っ青なのですが低い所ではまだ
沢山の小さな白い雲が早い勢いで流れていて、そこに一条の光が
差し込んできました。なんとそのとたん白い雲の陰で途切れ途切れに
なった虹が出現したのです。
部屋の中ではラジオから流れるリズムカルな音楽。そのメロディーと
動く雲と虹とがシンクロして、まるで虹が雲とダンスをしているかの
ようでした。
それは子供の頃に見た映画,音楽とアニメーションを融合させた
ディズニーの「ファンタジア」を想い起こさせてくれました。

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2006.2.8

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恵比寿・大黒
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右の恵比寿様,大黒様は買った宝くじの札を保管して
置く為に10年前にペーパーで制作した者です。
札を金紙,銀紙の封筒に入れて,恵比寿,大黒の裏側
に納める事が出来る様になっています。
しかし、ここ数ヶ月の間,札を買っていないので・・
このお二人はきっと寂しい思いをしている事でしょう
よく聞く話ですが高額当選する人は,当たった夢を
見るそうですね。夢を見てから札を買うのか?
それとも、買った後に夢を見るのか? 私は毎日夢を
見るのですが、残念ながら、お金にまつわるような
夢を見た事がありません。
富士山の夢も見ないし、鷹の夢も見ないし、まして
茄子の夢なんか絶対に見ないと思います。
まぁ!それだけに貴重な夢と言う事なのでしょうね。
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右ペーパークラフト制作:内藤英治

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2006.1.5

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不思議な国の異空間
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我が家でクリスマスパーティーをやらなくなってから
もう十数年になる。それは子供達が小学校の低学年
ぐらい迄で、いつの間にか自然消滅という感じだ。
でも何故か12月になるとソワソワしだして、カラフルな
クリスマス用の飾りを玄関の棚に並べて楽しんでいる。
私がクリスマスパーティーなるものを初めて知ったには
今から53年程前で、その当時学校とは別に子供会
という地域別のサークルがあって,主として季節の
行事を行っていた。
近所にこんな家があったのかと思う程の洋館?を借りての
パーティーであった。室内には絵に描いた様に暖炉が
あって、そばにチカチカと輝くイルミネーションの
ツリーが置いてある。床にはタイル張りで外のテラス
まで続いていた。庭には少し枯れてはいたが芝生で
真っ白いペンキ塗りのパーゴラがあった。
当時の日本は、まだあちらこちらに戦後の跡が
残っていたそんなモノトーンの時代であった。
だからよけいにそう思ったのかもしれないが、子供の
私にはその場所が夢の様な不思議の国の異空間で
あった。
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ペーパークラフト制作:内藤英治

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2005.12.7

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私はマジシャン
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私はマジシャン。テーブルマジック??。もう12年前の事になります。
いい忘れましたが季節は真冬。
某広告代理店から打ち合わせの電話が有りました。打ち合わせの前日、
名刺がたった1枚しか残っていないのに気が付き、そう! 紙のことなら
得意技。早速その名刺のコピーをとり、一番薄いケント紙に貼り合わせ
とりあえず10枚の名刺を作り上げました。元になった名刺は一番下に
してホルダーに納めました。
当日、幸いにも担当者は一人で、例の名刺の交換も済ませて、仕事の
打ち合わせもスムーズに進みました。もてなしの温かいコーヒーを
すすりながら、ふと自分が差し出した名刺に目をやると、ゆっくりと
動き出したではありませんか !。当然、担当者もその突然始まった
イリュージョンを横目で眺めています…!!。
季節は真冬、室内は暖房、貼りあわせた2枚の異なった紙 ???。
たった数秒間で、それは見事に筒状に変化していきました。二人の
間にはとても永ーい沈黙が続いたのは云うまでもありません。

2005.10.22.

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おびからくり
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小学5年生頃だったと思う、母から教えてもらった「おびからくり」
サイズは折り畳んだ状態で名刺の大きさ。
私はこれを一週間の時間割表として使っていた。これを見たクラス
の友達数人から「自分にも作って欲しい」と頼まれたので、その日の
夜に5〜6点作って翌日渡してあげた。もちろんそれをもらった友達
は大喜びだ。両側の表紙と扉には、それぞれ絵柄の異なった千代紙
を貼っての力作である。
子供であった当時の私は、このカラクリになんとも云えない不思議さ
と魅力を感じていた。

2005.9.15.

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電脳(コンピュータ)
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最近、家庭医学の書籍のために脳の断面を制作しました。
コンピュータを電脳と云いますが、パソコンを始めて
ナルホド! と思うところが多々あります。
宇宙の全智全能エネルギー(神)を完全なるソフトとすれば
人間の脳と身体はハードの部分といえるでしょう。
その宇宙創世から出来上がっている完全なるソフト(神)を
インストールする人間の脳と身体の方が
未だ整備されていないようです。(脳下垂体・松果体)
もし、人が完全な脳と身体になれば地球の裏側にだって
体外離脱と云う手法を用いて旅行が出来るはず。
先人の中には宇宙の彼方、銀河系の彼方にまで旅行を
してきたという話があります。( R.シュタイナー )
ヨガや瞑想などはその整備方法の一つかも知れません。
宗像恒次:著「がん、うつ病から家庭を救う愛の病法」
主婦と生活社:(右)クラフト制作、内藤英治

2005.9.8.

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鉛筆の宇宙船
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今もそうだが、子供の頃より鉛筆はギリギリまで使うことに決めて
いる。鉛筆が持ちにくくなる少し前に、鉛筆ホルダーを使用する。
さらに使い込んでいって、ぐらつきが出るくらいに短くなってきたら
その鉛筆はやっとお役御免になるのだ。
だがしかし、消えてなくなりそうな、そんなチビた鉛筆を捨てたりは
しない。ここからが子供時代の私の楽しみの時間なのだ。
画用紙をハサミでチョキチョキと…翼の形を切り、その小さな棒に
取り付ける。さあ! 宇宙船 (決して飛行機ではない) の出来上がりだ。
あとはイメージの世界で宇宙旅行をすればいい ! 。

2005.8.9.

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宝探しの校庭
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私にとって小学校の校庭は、とても心ワクワクする宝探しの
庭だった。ある時、ダンプカーがやってきて川砂を校庭に
播き散らして行った。翌日、広口の空きビンを片手に
きれいな小石を拾い集めたが、クラスメート達はこの事に
あまり興味を示さない。その時に拾った宝が右の黄鉄鉱である
(左右20mm)二つ拾ったうちの一つは、いつの間にかどこかへ
消えてしまった。
一か月程たったらまたダンプがやってきて砂を播いていった。
見ると辺り一面に真っ白な珍しい貝殻が散らばっている。
今度は海の砂だ !
翌朝、空きビンを片手に心ワクワクさせながら学校に向かった。

2005.7.10.

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UFO目撃
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1972年初秋だったと思う。夜中の
大山
・・・・
高尾山

3時半頃、仕事を中断してベランダ
に出て、満天の星空を眺めていた。
ふと見ると、丹沢山塊の大山の真上
にオレンジ色の光る物体がある。
目を凝らして見たが、どう見ても
それは星ではない。その光は5分程
そこに止まっていたが、いきなり
ものすごいスピードでオレンジ色の
長い尾を引いて、高尾山の方向へと
飛んで消えた。
(多摩ニュータウン・永山にて)

1973年春。昼の2時頃、私は日曜大工が しばらくの間、その光を眺めていたが
好きで、棚を作るためにベランダに出て あまりにも不思議なので部屋にいる妻を
ノコギリを引いていた。突然、頭上に 呼ぼうとしたその瞬間、光が大きく膨ら
何かを感じて見上げると、今までに見た んだ。そしてまた元の大きさに戻った。
事もないとても強烈な光が輝いていた。 私と光は同じ事を4,5回繰り返してから
それは音もなく動かない。初めはヘリコ パッと光が弾けて消えてしまった。その
ブターか飛行機だと思って耳を済ませて 繰り返しは5〜6分間だったと思う。
みたがそうではない。今になって考えて 私の心とその光がシンクロしたのだ。
みると、突然真上を見る事も不思議だ ! (多摩ニュータウン・永山にて)

1987年初秋。同日の夜8時半頃
と11時頃の2回(右の絵)。
かなりの低空で近距離、無音で
超スピード。光の物体の周りに
は光の渦が取り巻いていた。
オレンジ色の尾はチカチカと後
ろの方から消えていった。(昔の
壊れかかったテレビの残像の
ように)。見た目の大きさは
ジャンボ機ぐらいだったと思う
私の感想では、彼等は上空や
宇宙空間からでも私達の行動や
心を読取るとの出来る精神文明
と機械文明をを持っている
のではないかと思います。
(多摩ニュータウン・堀之内にて)

2005.7.5.

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アメリカンコミック風
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3-D・ペーパーイラストを始めて、もう30数年になる。その前は
アメリカン コミック タッチのイラストを主に雑誌等で描いていた。
このタッチで描くイラストの世界も好きではあったのだが…
それがどうゆう訳か紙に魅力を感じ、ペンと筆を置いて
紙とハサミを持つようになった。
紙は私の思いのままの形になってくれるし、ときにはイメージの
120 %の表現力を発揮してくれる。もう! 紙と私は切っても切れぬ?
縁になってしまった。
横田順彌:著「予期せぬ方程式」双葉社……カバーイラスト:内藤英治

2005.7.1.

 

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