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先端巨大症(末端肥大症)の特徴

個人差があるのですが、先端巨大症特有の顔立ちがあります。

眉弓部が前に盛り上がっている、あごの骨が突出する、鼻や唇が肥大する、下あごが前に突出して、噛みあわせが悪くなるという特徴があります。患者同士が集まると、似た傾向に変わることが分かります。

手や足の容積が大きくなり、靴のサイズも大きくなります。指輪が入らない、理髪店のご主人で、はさみに指が入らないという経験をされた方もいます。  一言で言えば、先端巨大症は、成長ホルモンが出すぎる病気です。成長期に成長ホルモンが過剰になると、高身長になり、巨人症になります。国民的プロレスラーだった故・ジャイアント馬場選手が、この病気でした。先端巨大症の特有の顔立ちをしています。  成長期が終わって、骨端線が閉じた後に成長ホルモンが過剰分泌されると、先端巨大症(末端肥大症)になります。「昔は丸顔だったけど、四角い顔になった」「昔の友人が会っても、分からない」という患者もいます。

この病気はゆっくりと年々もかけて進行するため、本人も家族も気づかないケースが多いのです。合併症である高血圧や糖尿病などで、病院受診して、初めて分かることが少なくありません。

【患者会に寄せられた質問】
○あごが出ている。もしかしたら、先端巨大症ではないか。
○兄弟と一人だけ、顔立ちが違う。気になる。
○汗っかきなのですが、先端巨大症ではありませんか。
○成長期ですが、顔がごつく変わってきたようです。
●まず知っていただきたいことは、この病気はとても珍しい病気だということです。
0.000007%の可能性の話ですから、落ち着いて考えましょう。
キーワードは「変化」です。
昔から、あごが出ていた、昔から顔立ちが違っていた、汗っかきだった、
というのはあまり心配いりません。
セルフチェックをするポイントは、
加齢とは別の、ゆっくりした「変化」を見つけ出すかどうか、です。
自分では分かりにくいでしょうから、昔の写真と見比べるのは良い手です。
成長期の場合は、少年の顔が男っぽくなったり、少女が女性らしくなるのは、
当たり前ですから、これも心配いりません。
昔の写真と比べて、変化が感じられるのであれば、
先端巨大症だけではなく、他の病気が隠れているかもしれません。
たとえば、満月のようにまん丸の顔になっていれば、
クッシング病という同じく下垂体系の病気です。
また、むくみは身近な症状で、痛みを伴わないことが多いため、
つい放置しがちですが、重大な病気の一症状として現れる場合がありますから、
急に体重が増えたり尿量が減ったりしたときには早めに受診して、原因をはっきりさせることが大切です。

○どの病院にいったらよいの?
●いくつかの項目に当てはまる場合、
脳神経外科か内分泌内科にいきます。
調べるだけなら、無理に下垂体専門の病院でなくても、
近くの大学病院や総合病院など、大きめの病院で大丈夫なはずです。
脳下垂体の腫瘍があるかどうか、MRI撮影をして、腫瘍がなければ先端巨大症ではない
ということになります。
また、血液検査で、成長ホルモンやIGF1というホルモンを測定して、高ければ、疑わしいということになります。血液検査なら、小さな病院でもやってくれるでしょう。 手術となれば、下垂体を専門とするドクターに執刀してもらうべきですが、検査の段階では、気軽に検査を受けていただきたいものです。

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